【LOBO調査】日本商工会議所 早期景気観測調査(2018年9月)

やいづ動向調査お知らせ

 全国業況DIは、足踏み。先行きは台風や北海道地震の影響もあり、横ばい圏内。

■全国的にみられる傾向・全産業の業況DIは▲16.0(前月値より▲1.2ポイント)。台風21号、北海道胆振東部地震、全国的な異常気象の影響が大きく、宿泊業や飲食業を中心とするサービス業や小売業、卸売業を中心に業況が悪化した。
・建設業や電子部品、産業用機械、自動車関連の業況は堅調に推移している。
・燃料費・原材料費の上昇による収益圧迫、深刻な人手不足や食料品・日用品に対する消費者の節約志向を指摘する声は依然として多い。
・小売業やサービス業では、パート・アルバイト不足を挙げる回答が目立つ。
・天候不順による農産物の生育が鈍り、仕入価格が高騰している。また、相次ぐ災害の影響から物流が乱れ、一部に供給の遅滞が発生している。

■焼津市内にみられる傾向
・卸売業や製造業で、前年同月比の売上高が増加している。それに伴い業況が好転した。一方、サービス業では売上高減少、業況の悪化が散見される。
・全国的な人材不足のなか、退職を見込んだ人材の確保や外国人技能実習生の受入などに取り組んでいる。他方、労働人口問題の解決が見えないため、今後の見通しを立てにくい、という回答もあった。
・製造業や卸売業、小売業で定期昇給やベースアップなど、賃上げした(予定含む)と回答した。

■9月の付帯調査テーマ「2018年度の所定内賃金の動向」
・昨夏(2017年夏)と比較して、貴社の正社員における今夏(2018年夏)の一時金(賞与)の動向について

・正社員における2018年度(2018年4月~2019年3月)の給与について
賃金の引き上げを実施(予定を含む)した事業所(全国:63.5%、焼津72.2%)の賃上げの内容(複数回答)

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