静岡県では、外国人労働者の労働災害が多く発生していることから、第14次労働災害防止計画における最重要課題の一つに「外国人労働者の労働災害の減少」を掲げ、「外国人労働者の死傷年千人率を令和4年と比較して令和9年までに減少させる。」ことを目標として取り組んでいるところです。
しかしながら、令和6年の静岡県内における外国人労働者の死傷年千人率は4.87(技能実習生5.01)と以前高い発生率となっております。
働く方一人一人がかけがえのない存在であり、事業者においては、それぞれの事業場で一人の被災者も出さないという理念の下、日々の仕事が安全で健康なものとなるよう、不断の努力が必要です。
また、労働災害の防止は事業者の責務ですが、安全活動を効果的に推進するためには労働者の理解と協力が最も重要であり、特に外国人労働者に対しましては、安全で健康な作業について正しく理解いただくことが重要です。
毎年6月は「外国人雇用啓発月間」ですが、本年度につきましては安全衛生教育の実施につきましても触れられており、教育教材につきましても示されているところです。つきましては、外国人労働者の労働災害が減少となりますよう、以下教育教材等の活用により、一般的な安全衛生対策を含めた教育の実施をお願いいたします。